20140411地下水バイパス計画 全ての井戸の水を集めて検査し放水を判断 福島

2014-04-11 13

福島第1原発の地下水バイパス計画で、東京電力は、全ての井戸の水を集めた段階で検査­を行い、放水するかどうか、判断することにしている。
地下水バイパス計画は、福島第1原発で東京電力が進める汚染水対策の1つで、9日から­12カ所の井戸で、地下水のくみ上げを始めた。
東京電力は、くみ上げた全ての水をためるタンクからサンプルを取って、放射性物質の検­査を行い、海に放水するかどうかを判断することを決めた。
ただ、一部の井戸の水から、基準を上回る放射性物質が検出された場合でも、全体では薄­められて、基準を下回る可能性があるため、新たな風評被害が発生しないよう、詳細な説­明が求められている。